5W2Hが盛り込まれた指示があると迷わず進められる。


 
ライターの仕事は孤独です。原稿を書きながらも「読む人に役立つ内容になっているのだろうか?」「クライアントが望む原稿になっているのだろか?」と悩んでいます。
なので、クライアントからのレスポンスが一番の励みになります。
一部上場企業でビジネスマンとして活躍しているeffort_gogo さんに、嬉しかった/嬉しいクライアントを教えてもらいました。

私は会社に勤めながら、副業としてWEB上の記事作成をしているライターです。
まだ経験は2か月ほどしかありませんが、計40を超えるクライアント様と一緒にお仕事をさせていただきました。
そんな私がこれまで経験した、「嬉しかった/嬉しいクライアント様」をお伝えします。
 

1.指示内容が明確なクライアント様

5W2Hが盛り込まれた、明確かつ具体的な指示のある案件は、迷わずに筆を進めることができます。
「あったらいいな」と思う指示内容は下記の7点です。
 
Why :記事の目的。「受験の記事」ではなく、「受験生に役立つ情報を届けてほしい」という指示がある。
What:書くべき具体的な内容。「投資について」ではなく、「インデックス投資信託商品のメリット・デメリット」という指示がある。
Who :明確なペルソナ。「会社員向け」ではなく、「50代の男性中間管理職向け」という指示がある。
Where :納品の形式。「納品お待ちしています」ではなく、「wordでの納品をお願いします」という指示がある。
When :具体的な期日。「〇月△日までに目次を送ってください。最終入稿は〇月×日□時までにお願いします」という指示がある。
How:具体的な進め方。「まずはタイトルと目次の構成を送って下さい。こちらからのフィードバック後、執筆を進めて下さい。記事完成後も一部修正していただく可能性があります」という指示がある。
How much :報酬。「文字単価は1円ですが、今後2円までの単価アップを用意しています」という内容が明示されている。
ヌケモレのない明確な指示内容がある案件はとても嬉しいです。
 

2.WEBライティング独自のコツを教えてくれるクライアント様

ある案件で、WEBライティングのコツを丁寧に教えてくれるクライアントがいました。
私は小説や一般的なビジネス書を書くのは得意だったのですが、いずれとも異なるWEBライティング独自のコツを伝授してくれたのです。
コツの中身は下記の通りです。
 
一文の中に読点を3つ以上使わない。
:指示語はなるべく使わない。
:接続詞はなるべく使わない。
:読者がスマホで読むことを想定した文章を心がける。
おかげで、すっきりとした読みやすい文章を書けるようになりました。このような、学びや成長を実感できる案件はとても嬉しいです。

確かに、明確かつ具体的な指示はとても助かります。それを5W2Hで考えるのは、一部上場企業のビジネスマンらしいなと思いました。
依頼するさいには、5W2Hから考えると、不足のない指示内容になると言えます。
 
WEBライティングのコツとして私が気をつけているのは「代名詞を使わない」です。「彼」ではなく名前にする。文章としては汚いかもしれませんが、斜め読みする読者を考えるとその方が効果的です。
ただし私の場合、「接続詞」は多用しています。その方が文章が美しいからです。
文章に正解はない分、難しい判断なのかもしれません。
 


インタビュー記事はぜひ、プロのインタビューライターにご用命ください。